ステージコンソール

当社が製造するXHDK-PLCシリーズ制御システムは、高度なコンピュータ制御と産業用ネットワーク技術を採用し、上位コンピュータプログラム制御>下位コンピュータプログラム制御>コンソール手動制御>近接制御(キャビネット制御)の4段階の制御を実現します。

上位制御システムは産業用制御コンピュータ（上位コンピュータ）とプログラマブルコントローラ（下位コンピュータ）で構成されます。上位コンピュータは高性能かつ信頼性の高い産業用コンピュータです。下部コンピュータには、舞台装置の専用コントローラーとして産業用制御で広く使われているプログラマブルロジックコントローラー（PLC）を使用しています。産業用イーサネットは産業用コンピュータとプログラマブル ロジック コントローラ (PLC) 間の通信に使用され、TCP/IP データ送信プロトコルが使用され、プロトコル コンバータやアダプタは必要ありません。データ パケットの送受信の時間遅延は非常に短く、データ伝送速度は100Mbpsです。専用ステージコントローラーとダイレクトコントローラーを接続することで、高速かつ正確な制御を実現します。

システムの中央処理装置は、PROFIBUS-DP 産業用フィールド バスを使用して分散フィールド スレーブ ステーションと通信します。データ伝送速度は 12 Mbps に達します。フィールド機器は、マスター/スレーブ原理に従って出力データと入力データをメインコントローラーに提供します。PROFIBUSはIEC61158およびEN50170に準拠しています。これは、応答時間が速く、強力でオープンかつ安定したフィールドバスです。舞台機械制御システムのリアルタイム要件を完全に満たし、PROFIBUS-DP 通信プロトコルをサポートします。高性能ソフトウェア ツールを使用して、フィールド機器、モーション制御、劇場内の PROFIBUS-DP ノードにリンクされた舞台機器のプロセス監視と診断を設定およびパラメータ化します。メインコントローラとダイレクトコントローラとの通信はDP通信により行われ、データ伝送速度が速く、一方の機器が故障しても他の機器の動作に影響を与えないのが特徴です。メインコントローラーは2つのレベルの制御（産業用コンピューターとPLC）で構成され、メインコントローラーはPLCとリモートコントロールモジュールで構成され、システムのプログラム制御、集中制御、および単一制御の機能を実現します。この装置は高い信頼性、簡単なメンテナンス、完璧な制御機能を備えています。

エンコーダは移動量と速度を検出するために使用され、これによりシステムはフルデジタル制御システムを形成し、システムの制御精度が向上し、システムは良好な反復位置決め精度を備えています。

制御システムにはメインコンソールと制御キャビネットがあります。メイン コンソールはシステムの中核です。PC、PLC、タッチスクリーン、コントロールキーを通じてシステム全体の機器を調整します。データの取得、表示、交換、保存、バックアップと応答、制御コマンドの送信、機器の操作など、多くの機能を備えています。コンソールには自動制御機能と手動制御機能があります。制御キャビネットにはキャビネット制御のキーボードとキーが装備されており、さまざまな機械装置を直接手動で操作できます。